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尿のトラブル

尿のでぐあいが悪くて悩まれている方はとても多いのですが、
逆にそのことで病院に受診される方は少ないといわれています。

男性は前立腺肥大症によることが多く、トイレが近い、ではじめに時間がかかる、
勢いがない、だらだらと続くなどの症状が多いです。
女性はトイレが近い、尿がもれるなどの症状が多い、だらだらと続くなどの症状が多いです。

細菌が膀胱に侵入して炎症をおこす膀胱炎や、膀胱が過敏な状態の過活動膀胱、
膀胱炎を支える組織のゆるみなどが頻度の高い病気です。
いずれの病気も、症状を詳しくお聞きした後、
飲んだ水分量や尿の回数・1回の尿の量などを数日間ご自身で記録していただくと
診断が正確になります。
そのほか、尿のなかに目では見えない出血や蛋白、細菌などがないか調べる尿検査、
膀胱に腫瘍や結石がないか調べたり、
尿を出した後で膀胱にどの程度尿が残っているかを調べる超音波検査などの検査を行います。

男性ではこのほかに前立腺がんの心配がないかどうかを調べるために
血液検査を行うことがあります。
それぞれの病気に、飲み薬での治療や日常生活でできる注意点・体操療法などがあります。

尿がでにくい、尿ができらない、トイレが近い、尿がもれるなどの症状がありましたら一度ご相談ください。